DXワークショップ

壁を突破するための変革マネジメント

期間
7.5時間
学習形態
集合研修・オンラインLive研修
言語
日本語
PMI® PDUs
7 (W: 1 P: 6 B: 0)

変革を阻害する「壁」を突破し、組織をリードする実践力を身につける

「壁を突破するための変革マネジメント(愛称:変革の壁)」は、組織変革や業務改善を阻害する要因を5つの「壁」に見立て、それらを突破するための具体的な手法を、身近な題材を用いたワークを通じて学ぶプログラムです。

将来の予測が難しい不確実な時代において、企業にはビジネスそのものの変革が求められています。
しかし、組織をリードして変革に臨む際には「周囲の理解が得られない」「誰を巻き込めばよいか分からない」「予期せぬ抵抗にあう」など、様々な困難が発生します。従来の組織体制・文化・風土や各種制度、人材、業務プロセスなど、組織のあらゆる要素が変革の阻害要因になりえます。
こうした阻害要因を取り除くために不可欠なスキルの一つが、経済産業省が「DX推進スキル標準」にて定めた「変革マネジメント」スキルです。
変革マネジメントスキルとは、変革の阻害要因を特定し、施策を立案し、周囲を巻き込むスキルです。ビジネスの変革をリードするビジネスアーキテクトにとって、重要なスキルとされています。

「壁を突破するための変革マネジメント」では、この変革マネジメントスキルについて解説し、変革の阻害要因を5つの「壁」に見立て、それぞれの突破手法を実践的に学びます。

変革を進める上でどのような「壁」が生じうるのかを体系的に理解することで、どのような状況でも適切な対策を講じることができるようになります。
本ワークショップでは、グループワークを通じた学びに加え、受講者間での経験共有や講師からのリアルタイムなフィードバックと振り返りの設定により、確実なスキル定着を図ります。

※使用するツールは、研修開催方式によって異なります。

  • オンラインLive研修の場合:オンラインのツールを使用
  • 集合研修の場合:研修会場にて付せんやホワイトボードを使用

 

「壁を突破するための変革マネジメント」紹介資料

対象者

  • 変革を進めたい方:
    • 周囲と一丸となって、企業や組織の変革を推し進めたいリーダーの方
    • 業務改善に向けて周囲の協力を得たい現場担当者の方
    • DX推進を責務とする組織に従事される方
  • 人材を育てたい方:
    • 周囲を巻き込み、力強く改革するリーダーを育成したい人事部門の方
    • 協働しながら、自律的に改善を進める社員を増やしたい責任者の方
  • 知識を活かしたい方:
    • 身に着けたITサービスマネジメントの知識を現場で活かしたい方
    • アジャイルのマインドを組織に広げたい方、さらに周囲を巻き込みたい方

学習目標

  • 組織変革や業務改善に役立つ変革マネジメントスキルの習得
    • どんな阻害要因が存在するのか、「壁」で体系立てた全体像として理解できる
    • 危機意識や組織ビジョンが、変革の行動を促すことを理解できる
    • 特につまずきやすい組織と人材について知識を深め、思考する習慣を身に付ける
    • 講師の実体験による示唆から、協働のマインド、周囲を巻き込む重要性をできる
    • DX推進スキル標準に定められた変革マネジメントスキルについて理解できる
  • 体験型学習による実践的なスキルの習得
    • 「壁」を乗り越える手法をグループワークで実践し、習得できる
    • 受講者同士で経験を共有することで視野を広げ、新たな気づきを得られる
    • 演習後のふりかえりを通して実務での活用をイメージし、学びを定着させる

受講前提要件

特になし

アジェンダ概要

  • イントロダクション
    • 国の動き(DX推進スキル標準、変革マネジメントスキル)
  • レクチャーと演習
    • 壁を見上げて ~ なぜ変革するのか
    • 壁とはなにか ~5つの”阻害要因”
    • ピンとこない壁 ~ 効果的に伝える
    • ひとりぼっちの壁 ~ 利害関係者を知る
    • イヤイヤの壁 ~ 抵抗を管理する
    • トーンダウンの壁 ~ コミュニケーション
    • 先立つものの壁 ~ 優先順位を決める
  • クロージング(壁をふりかえる)