DevOps

DASA DevOpsファンダメンタル

認定資格
DASA DevOpsファンダメンタル
期間
2日間
学習形態
集合研修・オンラインLive研修
言語
日本語
PMI® PDUs
14 (W: 6 P: 4 B: 4)

DevOpsを学び始める、最初の一歩として最適なコース

DevOpsは、異なるチームが協力して効率的かつ迅速なデリバリー(価値の提供)を実現するための取り組みです。開発(Development)と運用(Operations)の協働を重要視する考え方であることから、DevOpsの名前がつけられています。ビジネスにおいてデジタル技術が欠かせない存在となっている現代では、DevOpsは特に重要な考え方となっています。多くの組織がDevOpsを導入し、DXを成功させています。

本コース「DevOpsファンダメンタル」では、グローバルコミュニティ「DevOps Agile Skills Association(DASA)」が定義した12の主要な知識とスキルについて学びます。その内容は、クラウドやCI/CD等の自動化技術だけでなく、考え方や組織カルチャ、組織モデルや人材のコンピテンシなど多岐に渡ります。ケーススタディやグループディスカッションを通じて、DevOpsの概念や用語などの基礎知識を身につけることができます。

DevOpsを学び始める人の最初の一歩としておすすめのコースです。また、組織カルチャを醸成し、チームワークや協力の重要性を理解したい人にも適しています。チームメンバーが受講してDevOpsに共通の認識を持ち、チームの共通言語を習得するのにも最適なコースです。

オープンコースのお申込について

オープンコースは提携する研修会社様経由、またはITプレナーズに直接お申込いただけます。

開催日程(2日間):
2024年11月11日(月)-12日(火)
2024年12月5日(木)-6日(金)
2025年2月6日(木)-7日(金)
2025年3月13日(木)-14日(金)
※すべての日程の開催が確定しています
講義時間:9:30 – 18:00
開催方法:オンライン(Zoom)

 

提携する研修会社経由でお申込いただく場合

本研修は、複数の研修会社様でお取り扱いいただいております。
ご所属先によっては提携する研修会社様からお申込いただける場合がございます。自社で推奨される研修会社がある場合は提携企業一覧をご確認ください。
受講費用・支払方法・申込締切日は各研修会社様のウェブサイトをご参照ください。

ITプレナーズに直接お申込いただく場合

クレジットカード払いもしくは請求書払いを選択いただけます。希望の支払い方法・日程のリンクよりお申込ください。

受講費用:165,000円(税込)
支払方法:クレジットカード決済 または 請求書(銀行振込・当月末締め翌月末払い)
申込締切日:コース開始日の6営業日前

対象者

下記は一例であり、これらに限定するものではありません

  • 開発、運用、またはITサービスマネジメントに関与する方
  • 以下の役割などの、DevOpsと継続的デリバリーと関連のある方:
    • DevOpsエンジニア
    • プロダクトオーナー
    • インテグレーションスペシャリスト
    • 運用マネージャー
    • インシデント/変更マネージャー
    • システム管理者
    • ネットワーク管理者
    • ビジネスマネージャー
    • 自動化アーキテクト
    • エンタープライズアーキテクト
    • テスター

学習目標

  • DevOpsがどのようにして登場したのか、その推進要因を説明できる。
  • DevOpsの主要な概念と原則を定義して議論できる。
  • DevOpsと継続的デリバリーのビジネス上のベネフィットをリスト化して説明できる。
  • チームがDevOpsの原則を具体的な実践に変換する方法がわかる。
  • DevOpsを前提とした運用について学べる。
  • テストの自動化、インフラストラクチャの自動化、ビルドとデプロイの自動化の概念を説明できる。
  • DevOpsとリーンおよびアジャイルの方法論との関係を説明できる。
  • 組織のさまざまなDevOpsモデルとアーキテクチャについての洞察ができる。
  • クラウドおよびデリバリーパイプラインの自動化が、仕事を最適化し速度を高める方法を特定できる。
  • DevOpsへの変革における重要成功要因について議論できる。

必須条件

  • 必須条件はありませんが、アジャイルやスクラム、リーン、ITサービスマネジメントなどの前提知識があることで理解度が上がり、学習効果が高まります。

コーススケジュール

1日目2日目
ユニット1:コースの紹介ユニット5:DevOpsプラクティス
ユニット2:DevOps - 背景ユニット6:DevOps - 次のステップ
ユニット3:個人のためのDevOps模擬試験
ユニット4:チームおよび組織のためのDevOps質疑応答

コース内容

ユニット1:コース紹介

  • 自己紹介
  • 本コースの概要
  • 本コースの達成目標
  • コーススケジュール
  • ケーススタディ:Easy Journey Airways
  • 試験詳細

ユニット2:DevOps – 背景

  • DevOpsの歴史と進化
  • DevOpsがビジネスにもたらすベネフィット
  • DevOpsの原則
  • ゴールと測定基準

ユニット3:個人のためのDevOps

  • 役割別からT字型プロファイルへ
  • DASAコンピテンスモデル

ユニット4:チームおよび組織のためのDevOps

  • 文化や行動様式
  • 組織モデル
  • チームの自律性
  • DevOpsのスケーリング

ユニット5:DevOpsプラクティス

  • ITSM
  • リーン
  • アジャイル
  • アーキテクチャ
  • 継続的デリバリーと自動化
  • 近代インフラとクラウド
  • 運用

ユニット6:DevOps – 次のステップ

  • 現状の分析
  • 徐々に改善する

試験情報

試験概要DevOpsファンダメンタル試験受験には、専用のバウチャーが必要となります。 オンラインで試験監督官とカメラとマイクを使用しながらやりとりを行い、パソコン上で試験を実施します(Webcam Mettl Proctor)。
資料の持ち込み不可。試験中にメモをとるためのコピー用紙などは持ち込み可能
試験監督あり
試験時間60分間。試験言語が母国語でない受験者には15分の延長あり
問題数40問
合格ライン 65%(26問正答)
受験要件受験にあたっての必須要件はありませんが、
DASA DevOpsファンダメンタル(本コース)を受講していることを推奨します。

受講者の声

  • 「DevOps」という言葉は聞いたことがあってなんとなくは知っているレベルでも、とっつきやすい内容だった。
  • DevOpsの本質が体系的にまとめられており、これまで個別に学んだり体験したことの整理ができました。
  • DevOpsおよびそれに付随するAgileなどの知識を習得できた。ツールではなく、文化・組織といった点に重点をおいた内容であった。各モジュールごと、図や表などが多く、情報がよくまとまっていた。
  • DASAが提唱するDevOpsを体系的に幅広く学ぶことができた。DevOpsというと自動化に焦点があたっているが、そもそも組織やチームとしてどういうカルチャーやマインドが必要なのかを学ぶことができた。
  • DevOpsカルチャーをそのまま覚えるだけではなく、どのような考え方に基づいていて、自身の現場へどう取り込むかを考えながら進められた点が良かった。
  • DevOpsについての知識を有してなかったが、本研修を通して、どういうものかの全体像(概要)や用語等を理解することができ、よかったと感じた。現在、携わっているシステムは開発チームと運用チームが密接に関わっているため、今回の研修で得た知識も、今後、業務を行っていく上でも役立つと感じた。

研修事例