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【開催レポート】絵が苦手でも大丈夫!対話の流れを可視化するグラフィックレコーディング体験会

絵や図を使って、講演内容を魔法のようにまとめていくグラフィックレコーディング(グラレコ)。昨今オンラインのイベントなどで、目にする機会がますます増えています。
「リアルタイムで話の内容をまとめられるなんてすごいなぁ」「あんなの描けたらいいなぁ」と思ったことがある方も多いのではないのでしょうか。

ITプレナーズではこのたび、「描くこと」で想いと願いを「見える化」する、グラフィックカタリストとして活躍される成田富男さんをお招きして「絵が苦手でも大丈夫!対話の流れを可視化するグラフィックレコーディング体験会」を開催しました。
グラフィックレコーディングのイベントはITプレナーズにとって初めての試みでしたが、予想を超えて多くの方にお申込みいただき、みなさんの関心の高さが伺えました!

体験会では、まず成田さんから、グラフィックレコーディングとは何か、どのような場に活用できるのかといった紹介がありました。
目にすることが多いのはイベントで講演内容をまとめたグラフィックレコーディングですが、その他にも、お客様との打ち合わせで顧客ニーズをヒアリングしたり、会議内容をまとめたり、1on1で会話を可視化したりと、日常的な場でも活用できるとのこと。
さらに、グラフィックレコーディングを身に着けることで「ロジカルに整理する力」を養うことができる、というメリットも紹介されました。

 

様々な活用方法を知った後は、いよいよ実践です。参加者のみなさんにはそれぞれタブレットやメモ用紙、ホワイトボードなどをご用意いただき、実際にグラフィックレコーディングに挑戦していただきました。

演習は、まずはまっすぐな線を引くところ、続いて丸や三角などの簡単な図形を描くところから始まります。ちょうどそれまで例として、華やかなグラフィックレコーディングの画像を成田さんに見せていただいたところだったので、「えっ、こんな、ただの線や丸から本当にグラフィックレコーディングになるの!?」という驚きがありましたが、そこから本当に魔法のように、様々な絵の描き方へと変化していきます。

そして短い時間のうちに、なんと100種類もの表情の書き方や、吹き出し・矢印・カンバンなどのグラフィックレコーディングの表現において重要となる要素や構造などを、教えていただきました。

最後には、今日習ったことを活かして「今年やりたいこと」をまとめる演習を行いました。まず、成田さんの説明通りに描いていくことで、いかにもグラフィックレコーディングらしい、ダイナミックに矢印を用いた枠組みがすぐにできあがります。
それから、その枠組みに「自分の目標」と「現在の状態」を可視化していきます。さらに、目標に至るまでの過程や、目標を達成したときの気持ちを、絵も用いて書き込んでいきました。そうして絵と図を使うことで、ただ文章で書くよりも、目標の重要性や目標のために何をしたらいいのかが具体的にイメージでき、グラフィックレコーディングの効果が一目瞭然となる演習でした。

演習修了後、参加者のみなさまにもZoomのカメラ越しにグラフィックレコーディングを見せていただきましたが、どれも初めて挑戦したとは思えない、素晴らしい仕上がりとなっていました!

今回のグラフィックレコーディング体験会は、たった90分で、実践的に演習しながらしっかり学べる、かなり充実したイベントとなりました。実施後のアンケートでも、回答者全員が「期待に合致していましたか」「基本について理解が深まりましたか」に満点で回答いただくなど、満足度も非常に高かったようです。

対話の可視化に役立ち、場を盛り上げ、何より楽しいグラフィックレコーディング。
ぜひ皆様も、今後身につけるスキルのひとつとして、候補に入れてみてください!


本イベントは90分の体験版でしたが、今後1時間✕4回の講座として「絵が苦手でも大丈夫!対話の流れを可視化するグラフィックレコーディングワークショップ」を開催いたします。週1回、夜19時からの開催ですので、終業後にも受講しやすい時間帯です。ぜひご参加ご検討ください!

また「新人研修に使いたい!」「社内でイベントを開催したい」などのご相談も可能ですので、お気軽にご相談ください。