2022年4月20日~4月21日の2日間にわたり「DevOpsDays Tokyo 2022」が開催されました。
本イベントは、ソフトウェア開発・ITインフラ運用の現場でDevOpsを実現するための開発工程や組織づくりにおける国内外の最新事例が集まる場となっています。
7回目の開催となる今年は、オフラインとZoom・Discordを活用したオンラインのハイブリッド形式で開催。250名以上の参加者が集まり交流を行いました。
ITプレナーズは昨年に引き続きスポンサーとして協賛しており、代表・岡本と江波が運営に参加したほか、2つのセッションで登壇しました。各セッションの概要を紹介します。
まず1つ目は、ITプレナーズとしてのスポンサーセッションです。「大企業人材育成担当が匿名出演!組織にDevOpsの「カルチャー」を浸透させるには」と題し、大手企業の人材育成担当の方に匿名ゲスト出演いただきました。セッションでは、DevOps推進にあたっての人事視点の思い、現場との温度感の違い、浸透の難しさなど、リアルな悩みが語られ、参加者の方から共感の声が寄せられました。
2つ目は、ITプレナーズ講師の飯久保がDASA(※)インフルエンサーの1人として登壇した「DASAアンバサダーセッション ~エンタープライズにおけるAgile,DevOps適応の未来を語る~」です。
※DASADevOps Agile Skills Association(通称:DASA):DevOpsとアジャイルに関するスキル開発を目的としたオープンかつグローバルなコミュニティベースの団体
本セッションは、日本でDASAアンバサダーとして活動している小岩井 裕 氏、長沢 智治 氏、山田 恭子 氏の3名によるパネルディスカッション形式で進行。
DevOpsの導入や推進に課題を感じている方に向けた具体的な方法論・アプローチや、チームや組織開発について、アンバサダー3名から様々な切り口でお話しいただきました。最後には「DevOpsの未来について」という大きなテーマについても、アンバサダーそれぞれの思いが語られました。
セッション内で紹介された、DASAアンバサダーが翻訳した「DASA成熟度モデル」の日本語版は、こちらからダウンロードいただけます。
https://www.itpreneurs.co.jp/download/dasamaturitymodel/
「よりDevOpsな職場にするためにやりたいことはなんですか?」
この言葉は、2日目のオープニングセッションで投げかけられた問いです。メンチメーター(リアルタイムにアンケートを集計できるツール)を活用したインタラクティブな試みの中で、「コミュニケーション」や「教育」という回答が多く集まっていたのが印象的でした。
ビジネス目標を達成するために、チーム間のコラボレーションは欠かせません。現場のコミュニケーションを促進するため、組織開発・人材育成という観点から、ITプレナーズはより一層支援を強化していきたいと思います。
「DevOpsDays Tokyo 2022」は、昨年に比べ、現地参加の比率が高まってきたように感じます。ITプレナーズは今後もさまざまなイベントに参加する予定ですので、皆様と交流できることを楽しみにしています!