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同じ方向を向きたくて挑戦した、七夕の「社員全員集合オフサイトミーティング」

2022年から多くの素敵なご縁に恵まれ、ITプレナーズの社員数は、それまでの11名から、1年余りで倍の20名になりました。

人数が増えて多様性も増し、会社の活動の幅が明らかに広がりました。その一方、情報共有の仕組みづくりが追い付かず、会社の方針や各人の思いが伝わりづらくなる場面も出てきました。その中であがったのが「コロナ以前に実施していた全社合宿をこのタイミングでまた実施したい」という声。

以前と違って人数が増えたことから、全員がスケジュールを合わせて同じ日に集まることは容易ではありません。しかし「皆が同じ方向を向いていると実感できるようになる」ためにも、オフサイトで全社集合の必要性を感じ、企画を進めました。何をしたらいいのか、手探りながらも社員の声を集め、内容を考えました。
そんな経緯で7月7日(金)に実現した、全社員オフサイトミーティングの様子をお届けします。

会場に選んだのは、岩崎弥太郎が明治時代に造営した清澄庭園に臨む「大正記念館」
窓の外に拡がる広大な庭園は名石の宝庫!アクセスしやすい都内で、このような非日常空間に身を置けるのは大変貴重でありがたい限りです。

例年の7月7日には珍しく、朝からすっきりとした晴天にも恵まれました。
七夕ということで、「この時間を終えて、どうなっていたいか」を一人ひとり願いを込めて短冊に記入して笹に吊るす、という社員の素敵アイデアのおかげで、会に彩りが添えられました。

そしてチェックインではMentimeterで今のお気持ちを表明して、社長の挨拶からスタート。

当日は、ストレングスファインダーを用いて相互理解を深めるパート1、組織の課題を対話するパート2、課題解決及び相互理解を目的としたOST(Open Space Technology)のパート3の、3部構成で一日を過ごしました。

 

パート1:ストレングスファインダーのグループワーク

ITプレナーズでは、社員全員が自分の強みを見える化する「ストレングスファインダー」を受験しており、社内で結果も共有しています。今回はチームを超えた相互理解を目指し、敢えて普段業務で直接関わることが少ないメンバー同士でグループに分かれてワークに取り組みました。その結果、「この人の日頃のふるまいはこういう資質によるものなんだ」と、根底にある価値観や今まで知らなかった一面を知ることができたり、苦手を補いあって仕事をするヒントを得ることができたりと、各グループ盛り上がっていました。

ストレングスファインダーで心地よくエネルギーを消費したところでお昼の時間。
給食さながら自然発生的に繋がった机に集まって、みんな大好き今半のお弁当で腹ごしらえ。

パート2:組織の課題について対話する時間

経験豊富な社内講師の2人がセッション内容を企画し、ファシリテーターをつとめました。

チーム横断のグループに分かれて、事業に関する1つのテーマについてそれぞれ個人で考えたことを話し合い、各グループで出た意見をまとめて発表しました。

全ての意見に「正解です!」というお返事をつけてくれるファシリテーションのおかげで、心理的安全性が高く、社歴、経験、年齢に関わらず誰もが発言しやすく、そして自分と違うう考えだとしても認め合える素晴らしい場になりました。

最後は「あなたは明日からどうしますか?」という問いで、一人ひとりが会社のことを自分事として考える時間で締めくくられました。
その結果、社員全員のベクトルをあわせることができたのではないかと思います。
目的として掲げていた、皆が同じ方角を向いていることが実現した感!!

この日のためだけに、限られた時間で成果を感じられるセッションを企画し、当日も見事にファシリテーションまで仕上げてくれた講師陣には感謝の気持ちでいっぱいです。お蔭で普段はなかなか知り得ない、研修での活躍ぶりも体感できました!

3時の休憩では、ITプレナーズ17周年記念として『かんたんなゆめ』さんに特注した(ITプレナーズカラーの青とオレンジの短冊がポイント)チーズケーキ練り切り「願い笹」でお抹茶タイム。美しい庭園を眺めながら美味しいお茶とお菓子を味わいました。

パート3:OST(Open Space Technology)

OST(Open Space Technology)とは、組織開発コンサルタントであるハリソン・オーウェン氏によって提唱された対話手法の一つです。
OSTでは、どんなテーマを話すのか、どのテーマに加わり対話するのかはすべて参加者に委ねられます。

社内でOSTを実施するのはこれが初めての試みですが、多くの社員から、、業務上直面している課題から、相互理解を深めるボードゲーム(⁉)まで様々なテーマが提起されました。

その中から、2つのテーマをご紹介します。

 

①自己紹介を考える

受講者様やお客様と接する機会の多い、オペレーションやセールスのメンバーからの注目度が高かったようです。

②相互理解を深めるボードゲーム

「タイムボム」という、それぞれの正体を隠して2陣営に分かれて争うボードゲームも行われました。この写真からも伝わると思いますが、「一体だれが嘘をついているんだ?」と大盛り上がりでした!

さて、盛りだくさんの一日も、あっという間に終了です。クロージングでは、各自最初に書いた短冊を再度手に取って達成できたかを確認しました。どうやらみんなの願いは概ね叶ったようで、嬉しい限りです。

今回我々は、日々の業務で全社員が一堂に会することがなかなか難しい中で、一度立ち止まり、一日かけてじっくり全員とコミュニケーションをとる機会を作りました。当日は、いつもと違う環境の中、活発な雰囲気でコミュニケーションが行われ、組織内のコミュニケーションの質と量の向上につながったと思います。

相互理解を深め、会社の方針をそれぞれが理解し、個々のベクトルを合わせることができ、より結束の強いOne Teamになれたと実感しています。

今後も継続してお客様によりよいサービス提供ができるよう、そのために社員が安心して仕事に夢中になれるように、会社として取り組みを続けて行きたいと思います。

その後の懇親会では、とてもおいしいお食事をみんなで囲みました!
短冊に書いた願い。叶ってよかった!