2022年度、日本各地で開催されるアジャイルコミュニティの祭典「スクラムフェス」でスポンサー皆勤賞を目指しているITプレナーズ。
11月3日~5日にオンサイト・オンラインで同時開催された「スクラムフェス札幌2022」には、ゴールドスポンサーとして参加しました。現地参加したITプレナーズ社員が、現地の様子をお伝えします!
Day0は、運営の方々によるゆる~いコントに始まるオープニングで幕開けとなりました。今回は、札幌初のオンライン&オフラインのハイブリッド開催。なんと参加申し込みは216名!うち約半数が初参加だそうです。
行動規範の解説や諸注意、Discordの使い方についても運営の方々から丁寧なレクチャーが。イベント初心者でも安心感があり、「みんなでいい場にしていこう!」という思いが伝わってきます。また、現地会場では地元のクラフトビールが振る舞われました。なんと飲み放題!とんでもなく素晴らしいイベントに参加してしまいましたよ……。
続く大平さんのセッションでは、ご自身が実践しているというイベントの能動的な楽しみ方・学び方について語られました。「まずは自己紹介してみましょう!」の声をきっかけに、さっそくDiscordの投稿も盛況に。より有意義なイベント体験のためにすぐにアクションに移せるTipsをたくさん教えてもらいました。
ここから本番、Day1のKeynoteに登場したのは、株式会社アトラクタ Founder 兼 CEOの原田騎郎さん。これまでのスクラムの歴史を、社会の流れと紐づけながらお話ししてくださいました。
教育コンテンツの提供を行うITプレナーズは、ソフトウェアの開発組織を持っていません。けれど、「継続的改善できる&複雑な問題への適応的なソリューションを生み出せる人々・チーム・組織こそが、スクラムの本当のプロダクト」との言葉に、私たち自身もスクラムを体現する“成長し続ける”チームでありたいと改めて思いました。
続くDay2のKeynoteは、ロケット開発で有名な株式会社植松電機の植松社長!普段は子どもたちへの講演活動が多いそうですが、今回運営のラブコールが届いて、私たち大人にも素晴らしいお話をしてくださいました。
将来の夢を書いてと言われて書いてみたら、「夢みたいなこと書くんじゃない!現実的な仕事や職業のことを書け!」と言われてしまった……。
できそうな夢しか見てはいけないの?
冒頭から、シンプルな問いがすでに刺さりまくります。「どうせ無理」を「だったらこうしてみれば?」に変えよう、と語りかける植松社長。失敗はいけないものだという固定観念から解放され、異なる価値観を持つ人たちと助け合いながら乗り越えれば、きっと大きなことを成し遂げられるはずだと。
チームビルディングや組織開発においても、標語として掲げておきたい言葉の数々を私たちに贈ってくださいました。
Day2では、ITプレナーズ代表の岡本もセッションに登壇!
スクラムの考えを用いた人生における可能性の広げ方について、自身の体験談を交えてお話ししました。エンジニアでなくても、「勇気」で一歩踏み出してみること、そして「経験主義」にもとづいて自ら一次情報を得ることで、キャリアの選択肢はぐっと増えるかもしれません。
当日のスライドも公開しているので、ぜひご覧ください!
あっという間のDay3、Keynoteのトリを務めるのは東京エレクトロンの鈴木淳司さん。アメリカ拠点のソフトウェア開発チーム立ち上げに携わった際の学びをシェアしてくださいました。
言語や文化など、異なるバックグラウンドを持つ人とでも、誠意を尽くして真実を伝えようとする気持ちは伝わると、力強く語ります。また、1日1回チャレンジで、どんな小さなことにもトライしてみることの大切さを教えてくれました。
ちなみにスポンサーブースでは、ITプレナーズ発祥の地であるオランダにちなんだおやつセットと、オリジナルパッケージのコーヒーをご用意。スポンサーブースに遊びに来ていただいた皆さま、ありがとうございました!
全日程で20以上ものセッションとワークショップが開催されましたが、特にチームビルディングやふりかえりに関するテーマが多かった印象です。
皆さん、チーム内で日々やるべきことにコミットするだけではなく、やったことに対するふりかえりを行って、改善し続けているんだなと。言葉にすれば簡単そうに思えるかもしれませんが、継続するって本当に大変なこと。さっそく私も、自チームに学びと気づきを持ち帰って色々と試行錯誤中です!
イベントのオープニングとクロージングで運営の方々より語られていた、今回の「スクラムフェス札幌2022」実施にあたり根幹となる「『いい話だった』で終わらない、行動を変えていく」というコンセプト。この言葉を、まさに全身で体感できる3日間となりました。
イベント終了後は、学びを新鮮なうちに「ふりかえり」すべく、現地参加メンバーでジンギスカンをつつきながら“Fun Done Learn”をお互いにシェアしました。
メンバーから出てきた“Fun Done Learn”はこちら!
そして帰宅後は、何を隠そう、私も行動に移すぞ!ということで、現地で出会ったKDDIアジャイル開発センター株式会社の中島さん(Day1のネットワーキングタイムで素敵な寸劇と歌を届けてくれました)と、共催セミナーも実施の運びとなりました。ぜひ遊びに来てください!(イベントページはこちら)
スクラムフェス札幌2022の運営・参加者のみなさま、素晴らしいイベントをありがとうございました!ITプレナーズの旅、次回は2023年3月の福岡です!